工作機械・産業機械を主とした板金溶接が、私たちの仕事です。
様々な機械と長年積み重ねてきた手仕事による技術。
細部までこだわりながらも、想像力を駆使して効率化を図る。
キレイに、そして早く仕上げるために、人の手でひと手間かけることも忘れません。
そうやって職人一人ひとりが、技術力・人間力の向上に励んでいます。
製品を使う人のことを想い、モノづくりに取り組みます。

求められる「カタチ」を私たちは実現します。

製品を形にしていく上で、なくてはならないのが展開図。お客様からいただいた立体の図面を、まずは平面図へと展開します。金属の伸び値や板の厚みによっても変わるので、調整は細部に渡ります。
展開において大切にしているのは、「その製品は何のために使われものか」を理解すること。何のための製品かがわかれば、最適な曲げ方、最適な溶接の仕方が見えてきます。展開の仕方一つで、仕上がりは大きく変わります。例えば、サイコロをイメージしてください。6面体のサイコロは何通りにも展開できます。正方形を6つすべて切り出す方法もあれば、十字架のカタチに切り出して、曲げと溶接で仕上げる方法もあります。何通りもある中で、いかにシンプルに曲げてつなげるかが発想の要となります。教科書通りのものは何一つないので、頭の中でイメージし、現場とも話し合ってモノづくりに向き合います。また、現場の職人が作業しやすいように図面を調整することも重要です。溶接の箇所や長さを可能な限り減らし、仕上げまでの工程を最適化すれば、作業効率が上がり生産性も上げられる。お客様へのコスト削減につながり、なにより美しい製品をお客様の元へ届けることができる。今ある技術に満足することなく常にレベルアップ。長谷工業所のものづくりは、この展開図からはじまります。

SKILL01

きる/CUT

わずか0.1mm単位で切り出す

何十種類もの一枚の平らな金属板を、それぞれのパーツにして切り出します。機械任せにするのではなく、細かなチェックをしながら素早く加工します。

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SKILL02

まげる/BEND

一発勝負の集中力

まげるは、製品のクオリティにつながる重要な工程です。いかに溶接部分が少なくなるか、金属の伸縮を調整できるかが勝負です。

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SKILL03

つなぐ/WELDING

美しい溶接面にこだわる

素早く丁寧に、は当たり前。いかに美しく仕上がるか金属の特性を見極めてつなぎます。機械ではできない複雑なものを経験値と応用力で対応します。

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株式会社長谷工業所